2020年02月21日
Oh! Darling リンゴの名ドラミング再発見
ザ・スターキー、2月の定期ライブは盛況でした。これもひとえに皆様のおかげ、感謝でした。
その中で、結成8年目にして初披露したレパ曲がありました。それが、ポールの絶唱で知られる、「Oh! Darling」でした。
アルバム『アビイ・ロード』に収録された名曲なんですが、なぜ今までレパートリーになかったかといえば、それはこの最高難度の絶唱はハードルが高いという単純な理由。
それでも、リクエストが相次いでおりまして、実はワタクシも大好きな曲なのでちょいちょいと突っついておりますと、なんとポール役のミッチーが「頑張る!」と答えてくれてやっと実現したというわけです。
当日、「次の曲は、オー!ダーリンです」と発表すると、「おう」と場内が一瞬ざわつき、曲が始まるとたくさんのお客さまも大声で歌い出すという、演奏しながら鳥肌が出るという状況に感動。
ミッチーも喉が潰れないかと心配するぐらいの絶唱で、終わってからの満場の拍手に、やってよかったなという嬉しさが溢れる曲でした。
そんな名曲ですが、ここで取り上げたいのはリンゴさんのドラミングの素晴らしさ。
ポールの迫力に隠れがちですが、改めてリンゴ役として何度も聴き直してコピーをし、その優れたテクニックに舌を巻いたのでした。
曲はゆったりとしたテンポ57ぐらいのロッカバラードです。しかし、歌いだしから情熱溢れる歌とサビの激しい盛り上がりは、公式曲に同じような曲はありそうでないんですね。
録音されたのは解散間近の1969年で、メンバーは既にバラバラ状態だったようですが、リンゴのドラミングは熟練ドラマーの域に入っていたようです。
まず、冒頭のポールの歌と同時に、リンゴのハイハットが絶妙に歌います。チーチキチキチ。リンゴさんの手癖足癖の一つなのでしょうが、ドラマーにはこれだけで白飯2杯は食えます(笑)
そして、サビに入る緊張感が伴うプレイが秀逸。最初はリフのメロディに合わせてタンタンタンとフレーズのリズムを強調しますが、2回目からはお得意の3連符を絡めたタムとスネアロールが、美味しすぎてさらに白飯おかわり。
左利きのリンゴさんは、タムに入る直前に左手で小さくラフロールを入れますが、これも絶妙。全体的にテンポも安定感が素晴らしく、淡々と叩いていそうで、情熱というか熱さがバシバシと伝わってきます。
最初の入りからエンディングのシンバル打ちまで、緊張感が途切れない奇跡のドラミングであります。
聴き込んで、再発見する喜びをビートルズは50年経っても教えてくれます。
ぜひ、「Oh! Darling」のポールの歌だけではなく、リンゴさんの奇跡のプレイを、耳をかっぽじって堪能してみてくらはい。
あ、そしてザ・スターキーのライブでも、ミッチーの絶唱とオレのドラミングも聴いてみてちょんまげ!
(hey3)
2020年 3月~のライブ予定です
3月 8日(日)WATTS(三ヶ日)/14:00~2回ステージ
3月21日(土)Coty(豊橋)/①19:30~②20:30~③21:30~3回ステージ
その中で、結成8年目にして初披露したレパ曲がありました。それが、ポールの絶唱で知られる、「Oh! Darling」でした。
アルバム『アビイ・ロード』に収録された名曲なんですが、なぜ今までレパートリーになかったかといえば、それはこの最高難度の絶唱はハードルが高いという単純な理由。
それでも、リクエストが相次いでおりまして、実はワタクシも大好きな曲なのでちょいちょいと突っついておりますと、なんとポール役のミッチーが「頑張る!」と答えてくれてやっと実現したというわけです。
当日、「次の曲は、オー!ダーリンです」と発表すると、「おう」と場内が一瞬ざわつき、曲が始まるとたくさんのお客さまも大声で歌い出すという、演奏しながら鳥肌が出るという状況に感動。
ミッチーも喉が潰れないかと心配するぐらいの絶唱で、終わってからの満場の拍手に、やってよかったなという嬉しさが溢れる曲でした。
そんな名曲ですが、ここで取り上げたいのはリンゴさんのドラミングの素晴らしさ。
ポールの迫力に隠れがちですが、改めてリンゴ役として何度も聴き直してコピーをし、その優れたテクニックに舌を巻いたのでした。
曲はゆったりとしたテンポ57ぐらいのロッカバラードです。しかし、歌いだしから情熱溢れる歌とサビの激しい盛り上がりは、公式曲に同じような曲はありそうでないんですね。
録音されたのは解散間近の1969年で、メンバーは既にバラバラ状態だったようですが、リンゴのドラミングは熟練ドラマーの域に入っていたようです。
まず、冒頭のポールの歌と同時に、リンゴのハイハットが絶妙に歌います。チーチキチキチ。リンゴさんの手癖足癖の一つなのでしょうが、ドラマーにはこれだけで白飯2杯は食えます(笑)
そして、サビに入る緊張感が伴うプレイが秀逸。最初はリフのメロディに合わせてタンタンタンとフレーズのリズムを強調しますが、2回目からはお得意の3連符を絡めたタムとスネアロールが、美味しすぎてさらに白飯おかわり。
左利きのリンゴさんは、タムに入る直前に左手で小さくラフロールを入れますが、これも絶妙。全体的にテンポも安定感が素晴らしく、淡々と叩いていそうで、情熱というか熱さがバシバシと伝わってきます。
最初の入りからエンディングのシンバル打ちまで、緊張感が途切れない奇跡のドラミングであります。
聴き込んで、再発見する喜びをビートルズは50年経っても教えてくれます。
ぜひ、「Oh! Darling」のポールの歌だけではなく、リンゴさんの奇跡のプレイを、耳をかっぽじって堪能してみてくらはい。
あ、そしてザ・スターキーのライブでも、ミッチーの絶唱とオレのドラミングも聴いてみてちょんまげ!
(hey3)
2020年 3月~のライブ予定です
3月 8日(日)WATTS(三ヶ日)/14:00~2回ステージ
3月21日(土)Coty(豊橋)/①19:30~②20:30~③21:30~3回ステージ
Posted by The Starkey at 18:37│Comments(4)
│ビートルズネタ
この記事へのコメント
いや〜参りましたぁ。あらためてPaulの凄さを感じる次第。マニアックな方はお気付きだと思いますから言いますけど、キーを1音下げても届かないハイトーン^_^それでも雰囲気だけでも肉薄しようと演るワケなんですが…。でもhey3のリンゴっぷりには脱帽です。サビに入る持って行きかたはドライブ感あって演りながらレコード聴いてるみたいな気分になりました。こうなったらファルセットも出ないし、とか弱音なんて吐いてられないって気合いが入ってきます。今後も出来ないなりに自分らしく料理してやろう、って思っています^_^
Posted by Michiyasu at 2020年02月21日 21:01
いやミッチー、あのライブ音源を何度か聞きましたが、気合が入って素晴らしかったよ。
何度聴いても感動して、改めてブログ書きたくなっちゃったってわけです。
名曲&演者の気迫が名演を生むんでしょうな!
(hey3)
何度聴いても感動して、改めてブログ書きたくなっちゃったってわけです。
名曲&演者の気迫が名演を生むんでしょうな!
(hey3)
Posted by The Starkey at 2020年02月22日 01:07
あの時のhey3のドラムは凄かったです!
《hey3かっこいい》って呟いてました
毎回ミッチーのハイトーンボイスには感動してますが《声大丈夫?》って心配になるくらいでした。この間のライブは余韻がいつまでも残るライブでした。3月のライブも楽しみ(#^.^#)
《hey3かっこいい》って呟いてました
毎回ミッチーのハイトーンボイスには感動してますが《声大丈夫?》って心配になるくらいでした。この間のライブは余韻がいつまでも残るライブでした。3月のライブも楽しみ(#^.^#)
Posted by かよちん at 2020年02月24日 17:41
かよちんさん
ありがとうございます。
うひょ~!でございます(笑)
ミッチーも、喉がつぶれようとも頑張って歌ってくれるので、次回もゼヒ応援お願いします!
(hey3)
ありがとうございます。
うひょ~!でございます(笑)
ミッチーも、喉がつぶれようとも頑張って歌ってくれるので、次回もゼヒ応援お願いします!
(hey3)
Posted by The Starkey at 2020年02月25日 17:55
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