THE STARKEY

本日12月8日は、皆さんご存知のとおり、ジョン・レノンの40回目の命日です。ファンを名乗る男に撃たれたのが今日、40歳の時でした。
もしジョンが生きていれば、80歳となるわけです。

去年大ヒットした映画『イエスタディ』では、ジョンが生きているというシチュエーションが印象的でした。ジョンによく似たおじいちゃんが、郊外のこじんまりした家でひっそりと暮らしていましたね。あくまでフィクションですが、妙にジーンときたことを覚えています。

1970年、ザ・ビートルズが解散して今年は50年となります。（今年は数字のキリがいいので、何かと覚えやすい年でもあります。）



ヨーコの存在が解散の原因の一つだったと言われ続けていましたが、ポールは近年「そうではない」と否定していますけど。
メンバーに部外者のヨーコだけが加わる写真って、今見ても違和感ありますよね。
しかしジョン自身には、ヨーコとの出会いは何物にも代えがたい唯一の存在だったようです。



「Imagine（イマジン）」の歌詞は、ヨーコがジョンと出会う前に書いた詩から生まれたそうです。なので、今ではイマジンはジョンとヨーコの共作と表記されています。
ジョンとヨーコは一貫して、「Love&Pease」を提言し続けていました。
しかし当時はなかなか受け入れられない時代でした。数々のパフォーマンスは、単なる奇行として嘲笑のネタにしかならなかったようです。

ジョンは解散後ソロ活動を5年間続けた後、ヨーコとの間にショーンが誕生して、主夫となるために5年間活動休止しました。
そして、1980年に『ダブル・ファンタジー』で音楽界に復帰して大評判となりました。
しかし、その数か月後に銃弾に倒れるということになったのです。このアルバムが、ジョンの最後の1枚となってしまいました。
その後、未発表のジョンの曲なども発掘されてきましたが、もうこれ以上は出てこないのではないかと言われています。

さて、年の瀬はジョンとヨーコの平和を祈る曲、『ハッピー・クリスマス（戦争は終った）』（71年）が流される時期ですね。
あちこちのライブハウスで演奏さえるはずです。
もちろん、ザ・スターキーもレパートリーにしています。皆さんにぜひお聞かせしたいと心より願っています。

コロナ禍の今、改めてジョンとヨーコにスポットが当てられています。
『ダブル・ファンタジー』が、今話題になっているのをご存知でしょうか？
コロナで分断されているこの世界こそ、ジョンとヨーコの提唱する「Love&Pease」が必要なのではないかと。



“DOUBLE FANTASY -John & Yoko”東京展を、東京・ソニーミュージック六本木ミュージアムにて開催中です。
ジョン・レノン生誕80年目の2020年10月9日（金）より2021年1月11日（月・祝）までとのことです。
もし間に合えば、行ってみたいですね。
（hey3)